GiN's アイリッシュ・ダンスの小話

~レッツ・アイリッシュ・トラディショナル・ダンシング~

Dansession 3

京都左京区浄土寺(銀閣寺の西方面)の gorey cafe での Dansession 第3回。

Dansession はカフェの2階の細長いライブスペースでセッションとダンスを同時にやるという一見無謀なイベント。いや実際ダンスを楽しんでもらう側としてはマジで試行錯誤の連続で、未だうまいやり方が見つからないでいる。初めはミュージシャンもダンスを体験してくれると思ってプログラムを考えていたけれど、幼稚園くらいの子供たちから白髪の年配の方々まで地元の多くの方が来られ、思い描いていたアイリッシュ・ダンスへの導入としてのプログラムを封印して誰でも楽しめるシンプルなカップル・ダンスをメインにする方向に軌道変更。移動が少なく8~16小節単位で繰り返し踊れていつ始めてもいつ終わってもよいやつをたくさん踊る。

ところが2~3回目にはフォーク・ダンスに慣れた若い人達も増えて参加者のスキルの差が大きくなり、単純なお遊戯なものだけでは物足りないはず。ではどうするか。それよりもミュージシャン側からの指摘もあったのだが、演奏とダンスが同時に終われないのは余り気持ち良くない。こちらから終わりの合図を出そうにも、ミュージシャンてみんな目をつぶって演奏することが多くて(せっしょんあるある?)いまくいかない。「ダンサーと伴奏者」でなくてセッションも楽しむ・ダンスも楽しむという姿勢を上手く発展させていくにはどうすれば良いか、あと数回はいろいろアイデアを巡らせる必要があるイベントです。

p.s.

ダンサーと伴奏者という関係であれば、ミュージシャンに長さやテンポをある程度(ほとんどかも)任せておけるので、踊る側が曲を繰り返す回数などを気にする必要がないのですが、今は伴奏の経験を積んでもらうことを念頭に置いて詳しい進行表を作っておくべきなんだろうな。さて、セッションを楽しみに来てくれるミュージシャンがそれはそれで楽しく感じてくれれば良いのですが。。さて来月の第2金曜まで忙しい。。