宮原知子選手、祝！GPシリーズ初戦優勝

宮原知子選手、GPシリーズ・アメリカ大会優勝おめでとう！ 身体や演技の表現だけでなく、顔の表情(の表現)が前シーズンと明らかに違って、勝負とは関係ない芸術の領域にまた一歩近づいたように感じます。ここが僕が宮原選手を好きな理由です。
背中やスカートが風を受けて美しく翻るシックなグレーの衣装のショートはピアフの生涯を描く「小雀に捧げる歌」。フリーはピアソラの「ブエノスアイレスの冬」からビバルディの「四季～冬」、ショートとは対照的に右肩から腕が裸、左腕は指先まで黒という衣装で赤いバラの髪飾りだが官能的というより、大人の女性の普遍性を感じさせてくれる。

今季も楽しみなのはエキシビション。もう解説なしの映像があがっていました。前半の風の妖精のような抒情からシルク・ド・ソレイユの軽快な曲へ。いやあ素晴らしくて見惚れてしまいました。次の大会も表彰台に上ってファイナルまで行って欲しいと切に願います！
https://www.youtube.com/watch?v=aYZrkmF8qlk