Gay Gordons と Chapellois ～ あるフォーク・ダンスの旅（１）
(1) ゲイ・ゴードンズは、スコットランドでケーリーや他のくだけた社交の場で踊られる人気のあるダンスです。19世紀後半から20世紀初頭にかけて人気のあった「Old Time」ダンスです。（Wikipedia）
(2) ゲイ・ゴードンズは、1881年から1994年までの113年間に存在した英国軍の元歩兵連隊のゴードン・ハイランダーズ（Gordon Highlanders）のニックネームである。（Wikipedia）
(3) キース・エマーソン*は自伝「Pictures of An Exhibitionist」の中で学生時代に組んだジャズ・トリオで「スタンダードからゲイ・ゴードンまで何でも演奏してお金をもらった」と書いている。
●英国では学校のダンス・パーティーで踊る為にみんな習うのだと言う。特にスコットランド人には馴染みと愛着のあるダンスのようです。このダンスに限りませんが、わちゃわちゃとラフな感じで踊っている動画を Youtube にアップしようものなら、うるさ方の小母さま小父さま方がコメント欄にやって来て「awful」「terrible」「素晴らしいダンスをぶち壊してる」などと書き込んで投稿者を震え上がらせている(…想像)のを時々目にします。(笑)
誰もがすぐに輪に入って親睦を深められるせいぜい16小節単位のダンスに何をそこまでとも思いますが、どんな物事にも拘りを持って取り組む人がいることを無下に否定もできません。
※（1970年代のプログレッシブ・ロックを築いたキーボード奏者の一人。『ゴジラ・ファイナルウォーズ』のサントラも担当）
まずは"Gay Gordons"がどんなダンスか見てもらいましょう。www.youtube.com女性の回転が逆向きに見えますが（反時計→時計回り）、きちんと礼もしてるしインストラクション通りの動きです。（２）へ続きます。
