The Garden of Daisies(セットダンス)
こちらはDVDでもお世話になっているアメリカの Kieran Jordan 先生と Jackie O'Riley さんの2017年のボストンでの映像。Freddie Murray (1884-1948) のバージョンとあるが、ダンサーごとに微妙に違っているのが面白いです。ダンス・マスター達については別の機会にまとめたいですね。
今回の探索は大漁で、もう一つ。フランスのアイリッシュダンス・ファンと思しき人の動画を発見。Margaret Wray, Padraig O'Dea の2人に習ったそう。W.C.サマースクールへ通ってるのかな。僕の覚えている (Padraig~OT師匠~) のとはステップ部のヒールキックがインサイドからくるっと蹴っていたり、セット部のダブルドラムが微妙に異なっている。動きからするとモダンをやっている人かもしれませんね。使われている曲は Seán Maguire の演奏。Padraig が好きだと言っていた記憶があります。
さて、モダンスタイルの動画以上に多いのが、テンポ表示の付いたダンスの伴奏用に録音された曲の動画。モダン用の演奏ではセット部が一度しか演奏されないことが多いので特に聞いておくこともないと思います。
セットダンスの曲は、背景に詩や歌や物語と繋がりが深いものが多く、以前に書いたとおり「Daisies」もヒナギクではなく「Deise」が変化したもの(という説)。またこの歌とルーツが同じだったりする曲も少なからずあります。その中でも Parson’s Hat というグループのハーパーだった女性 Brid Ni Chathain の愛蘭語の歌がとても良いので、最後にくっつけておきます。The Palatine’s Daughter。